GOA産地証明・水産物の産地証明

安定同位体比データベースに裏打ちされた科学的「産地証明」

GOA産地証明認証・・水産物の産地証明

安定同位体比により養殖水産物、海藻(わかめ、ひじき等)の産地証明登録ができます。 国内養殖、国産わかめ・ひじきなどの証明で、「科学的な裏付け」を提供します。学校給食などへの供給でも、産地標示の信頼性を高めます。鳴門わかめ、伊勢ひじきなど、国内産地の科学的産地証明を提供します。

GOA産地証明は、米、野菜、果実などの農産物や、牛肉、豚肉という畜産物のみと思われますが、水産物にも証明を提供します。 外洋性の魚などは対象外(外洋の海水の安定同位体比は世界各地でほぼ同じ)ですが、沿岸部は、陸地からの河川水の流入や、窒素分の流入など人の生活活動で安定同位体比が変動します。 また沿岸部では、例えば海藻などは収穫される時期の海水温も影響します。 わかめ、ひじき、養殖魚には、有効な証明となります。同位体研究所は、国内産地の判別技術も開発しており、わかめであれば、鳴門、三陸産の判別ができる他、ひじきの場合、伊勢志摩、長崎、千葉と主要産地の判別を行っています。 この技術を基盤として、国内産地についても信頼の産地証明を提供します。

hijiki_map.gifGOA産地証明に登録すれば、例えば天然生産が大半のひじき、養殖場が決まっているわかめなど、非常に有効に管理できます。 同位体研究所の保有する海藻(わかめ、ひじき)や養殖場の安定同位体比データは、国産・地域を表示する上で、大変強い味方となります。鳴門と三陸わかめについても、生育海域、収穫期の相違など環境要因の違いを反映した安定同位体比データにより産地証明の信頼性を高めます。

うなぎ・・活鰻のみでなく、蒲焼きでも産地を登録・証明。 産地表示の信頼性を高めます。

da026036s.jpgうなぎ・蒲焼きは、ここ数年表示偽装で市場にダメージを与えまた。偽装の頻発により、国産のうなぎに偽装疑いが出るなど、困難なケースもありました。 うなぎの輸入・国産判別検査は、2008年7月に同位体研究所が国内初の開発・実用化を行い、以後うなぎの安定同位体比データの蓄積を進め、すでに2008年、2009年と2シーズンのデータを保有しています。 国産うなぎだけで安定同位体比データは、400件を越え、国内の産地(静岡、愛知、三重、徳島、愛媛、宮崎、鹿児島、熊本など)を網羅し、季節や年別変動も踏まえたデータベースを保有しています。 このデータベースを利用し、国産うなぎの産地登録を行うだけで、国産鰻安定同位体比データは、登録時に国内データとの照合も完了し、科学的裏付けをもつ産地証明を可能とします。 そして、万一、市場で「偽装問題」が発生しても、産地証明登録を行っていれば、疑いが発生しても無料で検査を受ける事で、産地を証明できます。

産地証明とは、産地表示の保険的役割

GOA_cert01.gif生産者にしてみれば、自分で栽培し、収穫して出荷する作物に「産地証明」が必要などというのは、一見無意味に見えます。 しかし、多くの流通業者を介する広域流通であれば、出荷した作物がきちんと産地表示を維持しているのかは分かりません。 一方、もし出荷先で表示偽装、故意ではないにしても大規模な誤りが発生すれば、出荷元の生産者にも大きな影響がでます。 このような時こそ、「産地表示」の正しさが科学的分析検査で確認されるシステムであれば、「不安」や「疑い」を払拭できます。 これこそがGOA産地証明認証の最大の利点です。