産地証明・GOA認証Q&A

安定同位体比データベースに裏打ちされた科学的「産地証明」

科学的産地認証・・GOA産地証明の仕組み

科学的証明とは何ですか?
例えば同じ酸素でありながら重さの異なるものが存在します。 これを安定同位体といいます。 地球では、それぞれの地域で軽い元素と重い元素の構成割合が微妙に異なります。 つまり、同じ水でも軽い水と重い水が存在します。 この元素の微妙な重さの違いを測定する事で、各地域の特徴を捉える事ができます。 同位体研究所は、全国北は北海道から、南は沖縄、さらに世界各地の食品の安定同位体比を分析し、地理情報と併せて「安定同位体比マップ」を作成しています。 米や牛肉、農産物や水産物の生産者の方々が、産物をこの安定同位体比データベースに登録する事で、自身の産地を科学的に証明できるのです。 つまり「安定同位体比マップの中に自分の作物の住所登録をする」ようなものです。
疑いがかかった場合、証明できるのですか?
GOA産地証明認証は、いわば「産地表示の保険」です。 万一の場合、疑いがかかった作物、食材の安定同位体比を同位体研究所が無料で分析。 安定同位体比データベースと照合して、産地証明を行います。 膨大な安定同位体比データベースを持つ同位体研究所だから可能となった「産地表示の保険」です。(注意:産地表示証明を無料分析検査で実施する事を意味し、保険金を支払うというものではありません)
費用は高いのですか?
生命保険を考えてみてください。 GOA産地証明は、まさに「万一の場合」に対応する「科学的産地証明」です。 費用は、安定同位体比データベースへの登録費用で、最低年間5,000円〜。 個人の生産者もわずかなコスト負担で産地証明が可能となります。
GOA認証は、どのような人が受ける事ができるのですか?
産地証明認証の対象者、個人の生産者、グループの生産者の他、製造業者(契約生産者を対象)、小売業や卸業(契約栽培、PB製品など)が対象です。また有機農産物の認定機関などを通じたパートナー認証を提供しています。詳しくは、「GOA認証申請タイプ別対応」ページを参照下さい。
GOA認証を受けるとどのようなメリットがありますか?
「産地証明」の保険そのものです。 科学的な証明が無料で実施されますから、安心して産地証明を受けられます。 またGOA認証の取得者には、同位体研究所の専用ホームページにて、国内の産地表示問題の事例や、最新情報が入手できます。
同位体研究所は、どのようにして産地の安定同位体比データをもっているのですか?
同位体研究所は、自治体の産地表示行政検査、警察の鑑定や、製造メーカー、国立機関の産地判別検査や、小売業・輸入や卸業者の産地判別検査の受託で、国内随一の実績と規模を有します。 設立以来、分析・蓄積した安定同位体比データは、数万件に登り、農産物、畜産物、水産物のみならず木材や土壌、農業用水など地理情報を伴う安定同位体比データを膨大に保有しています。 この過程で安定同位体比データと地理情報の蓄積によるデータベース作成を進めてきました。 そして最大の特徴は、各種農産物や農業用水、産地情報の収集は、同位体研究所自らの社員により実施されている事です。 作物生育地の緯度経度、周辺環境の画像保管、環境水(農業用水など)、土壌や雑草などの収集まで産地情報の収集に努めました。 例えば09年の秋季収穫期にサンプル収集車両の走行距離は、1ヶ月で10,000キロを軽く超えます。収集された米サンプルだけでも1,000検体・地点を越えます。 そば、大豆、小麦、リンゴ、ミカン、栗、わかめやひじき、うなぎなどの水産物、牛肉、豚肉、山菜や里芋、ごぼう、ニンジン、大根、茶葉から、樹木、土壌、農業用水と、その対象は膨大です。 山奥から、干拓地、狭い農道に苦労しながらも地点GPSデータとともに、産地に網の目のように張り巡らせた安定同位体比データベースを作成しました。 そしてこのデータベースが、まるで「住所地図」のように、産地証明を支えます。 
登録申込はどのようにすれば良いのですか?
このホームページから資料要請すれば、必要な書類が入手できます。
どのような証明書が発行されますか?
GOA認証登録証が発行されます。 サンプルは、要請すれば入手できます。
より詳細な資料、説明がほしいのですが。
このホームページより資料請求するか、同位体研究所にお問い合わせください。 担当者がご説明します。